ヨーロッパ旅行記

 1. ラーメン情報

 2. カフェオレと紅茶の入れ方について

 3. パリのレストラン

 4. CDG空港⇔パリ市内の交通機関について

 5. パリ地下鉄Metroの使い方について

 6. Road Mapについて

 7. ロンドン・タクシーの乗り方

 8. 英国の列車のドアの開け方

 9. マナーについて

10. 個人の責任について


(注)上のタイトルをクリックすると、対応する文頭まで飛びます。  飛飛んだ先のタイトルをクリックするとここに戻ってきます。

ガイドブックとしては、MICHELINの緑本、赤本("Le Guide Rouge")がベストですが、手ごろなものとしては下記のものをお薦めします。

「パリ 旅の雑学ノート」、「ロンドン 旅の雑学ノート」、玉村豊男、新潮文庫

「パリ安くてうまい店」、「ロンドン安くてうまい店」、森下賢一、朝日文庫



 

1. ラーメン情報 


2. カフェオレと紅茶の入れ方について


3. パリのレストラン

Le Congres  ( →拡大 )

 パリを訪れたら本場のフランス料理を食したいものです。 私用でパリに滞在する時は、いつもカルチェラタン、 特にオデオン界隈で 宿をとり、安いレストランを徘徊しますが、仕事で訪れた場合は定宿の一つConcorde La Fayetteの側のLe Congresで海鮮料理を堪能 することにしています。

 もう一つの常宿、Terrass Hotelの近くのPlace de ClichyにあるCharlotはアールデコ風の内装で、確かフィルムノワールのギャング映画の舞台に使われたこともあるような気がします。 雰囲気もよく、味はこちらの方をお薦めします。

 他にはシャンゼリゼにあるアルザス料理のL'Alsace、モンパルナスのLa Coupole、オペラ座界隈のCapucinesなどがおすすめです。

 海鮮料理はフリュィ・ド・メールFruits de Mer、海の果物、即ち海の幸といいます。 海鮮料理の店の外に屋台があってカキやエビを 並べてあります。 この屋台は奥の店専属の店で、エカイエと言われるカキ剥き職人が います。
 昔、学生時代にパリに来た時はお金もないので、彼ら エカイエに店先でカキをナイフで殻を剥いてもらいレモンをぶっかけて食べたものです。

なお、魚介類を食べて汚れた手はレモンを 手に絞って揉み解すと臭いもとれ手もすべすべになります。 礼儀作法の本に書いてあるかどうか知りませんが、これは取っておきの通のマナーです。

 と言っても、この店Le Congresは予約無しでも何とかなり、多分それほど有名ではありませんが、気を使わずに食事ができるので気に入っています。
1999年の春に行った時には英語のメニューもあり、子供連れでもOKとの説明がありましたので家族旅行の際には重宝すると思います。
ミシュランのレストランガイドでのランクは知りませんが、玉村豊男のエッセイーにも書かれていたような気がします。

Le Congresのメニュー( →拡大 )

 フランス語でメニューはCarteといい、Menu(ムニュ)は定食を意味します。
前菜Entrees、甲殻類料理Crustaces、魚料理Poissons、肉料理Viandes、野菜料理Legumes、チーズFromages、デザートがフルコースと なりますが、一品だけ頼んでも最近のダイエット・ブームでは気にすることはありません。むしろ、時代の先端をいっているかもしれません。

 上のメニューは甲殻類のものですが、Huitreがカキを示し、ヒラガキHuitre plateとくぼみカキHuitre creuseの2種類が多く、これに 白ワインのシャブリでも頼めば満足できるでしょう。
メニューの詳しい説明は省略しますが、値段と相談してどんなものが運ばれてくるのか 想像して注文するのも旅先ならではの楽しみ、スリルでしょう。 食べ方が分からなかったら、堂々と店の人にたずねれば良いのです。 ボディ・ラングエィジでも何とかなるでしょう。

 なお、カキはピンク色した酢、あるいはレモンをかけて食べます。 昔はRのつく月しかカキは食べられないと言われていましたが、 今は年中いつでも食べられます。 ただし、夏場は店の衛生状態を勘案して判断して下さい。
私は、生まれは佐渡で子供の頃から新鮮な魚介類を食しており、今までカキにあたったことは一度もなく、怖さ知らずか夏場でも食しています。
 

 ご参考までに、ある日の私の夕食のメニューを紹介します。  ただし、この日は特別で、言ってみればこのレポートの取材のために 自腹を切った訳で、普段は慎ましくしていますで誤解の無い様に。

前菜 エスカルゴ 6個  Escargots Par 6 39.50 Fr
ワイン 白グラス・ワイン Verre Macon 29.00  
エビアン Evian 1/2 21.50  
メイン 魚介類の盛り合わせ Plateau Degustati 121.00  
デザート アイスクリーム Nougat Glace 44.00  
  コーヒー Cafe 14.00  


      269.00 Fr
  Dont TVA a 20.5%      
  Prix Net. service 15% compris      

 合計 約5,380円です。 エスカルゴはガーリック味でなかなか美味でした。 魚介類の盛り合わせはカキ、ムール貝、エビなどの盛り合わせでレモンと酢をぶっ掛けてしゃぶります。 カキは10ヶぐらいはあったと思います。 内容から言って日本では、この値段では全く無理で、場所にも依りますが2万円近いでしょう。
 なお、最後から2行目のTVA...は20.5%の税込みで、最後の行は15%のサービス料込み(Service compris、セルビス・コンプリ)であることを示しています。

 この様にフランスのレストラン、カフェでは手書きの場合もありますが勘定書きで示されテーブルで支払いますが、全てサービス料込みですのでチップを気にする必要はありません。  特に美味しくて気に入ったとか何かあれば、何がしか置いて下さい。 例えば、記念に灰皿とかカップをお願いして、無料でいただいた時など(大抵は無料です)。

 また、外人を接待などした時にもお勘定は、最後に相手の目の前で、つまりテーブルで支払うのが礼儀です。 勿論、いくら払ったか分からない様にキャッシュ・カードで支払う程度の気は使いましょう。 ギャルソンに美味しかったと言って会話を楽しみながら、チップ込みの値段を書き込んで支払うのが粋やり方です。

 ワインはギャルソンが注いでくれますが、決してワイン・グラスを持ち上げて注いでもらわない様に。 せいぜい、ワイン・グラスの脚の下の平たい部分をひっくり返らない様に軽く抑える程度です(これは、通のやり方のようですが)。  途中で、ギャルソンあるいは客の誰かがワインを注ぎ足そうとした場合に、不要であえば手を広げてグラスに蓋を被せるようなしぐさをするのが礼儀です。 煙草は料理の途中で吸うのは控えた方が良いでしょう。
 デザートの前に、チーズを頼むか訊かれますが、これはメイン・ディッシュだけで不足であった時に頼むもので、省略しても構いません。 次にデザートが出て、最後にコーヒーとなりますが、デザートとコーヒーは同時にはサーブされませんのでご注意を。 勿論、どちらかを選んだり、両方断っても構いませんが、外人を接待する時は、彼らはデザートのためにディナーをとるとも言えますので、こちらから注文するように気を使いましょう。 いい歳をした紳士が目を細める様にしてデザートを楽しんでいます(私も甘い物に目が無い方ですが)。


朝食はホテルではとらずに、街角のCafeでとられることをお薦めします。


 私はよく、シャンゼリゼ大通りにあるレマルクの「凱旋門」で有名なLe Fouquet's(銀座の「風月堂」の名はここから採ったはずです)でサンドイッチ・ジャンボンとカフェ・オレを注文し、ぼんやりと通勤途上のパリジャン、パリジェンヌを眺めながら楽しんでいます。
 パリのカフェではだいたいこのメニューは当たり外れはありませんが、この店のサンドイッチは絶品です。 パンの歯触りと、味あうほどに口の中に広がるハムの肉汁の感じが何ともいえません。
 初めてパリを訪れた'73年に、カフェでサンドイッチをオーダーしたところ、ジャンボン?と訊かれたのを、ジャンボ?と言ったのかと勘違いしましたが、ハムのことでした。

 最後に、日本人はエコノミック・アニマルと思われたくないので、食事の際は仕事の話をしないようにしていましたが、欧米人はむしろ積極的に食事をしながら仕事の話をするようで、相手の話題に合わせるようにしていますが、食事をしながら非公式な意見、情報交換をするのが彼らの常のようです。
話すだけでは不十分で、図面やデータを書きながら話したい時は、テーブル・ナプキンに書きますが、これは非公式な話だよと言うサインでもあります。こうやって手に入れた業界情報はかなりありますが、ナプキンに書くためにはボールペンが最適で、常に携帯するようにしています。
 勿論、相手が書いた内容のナプキンが欲しい場合には、相手に断って下さい。 公知の情報を機密事項で内緒だよと言って、お前さんだけに教えるよと恩を売っておくのもテクニックのうちです(逆に、こちらもその手に乗っているかもしれませんが)。


4. CDG空港⇔パリ市内の交通機関について


5. パリ地下鉄Metroの使い方について

            

→ 拡大図へ (193KB)

 パリの地下鉄のシステムは極めて合理的に出来ており、ルールさえ理解できれば迷うことはありません。
先ず、地下鉄の入り口は町中にMetroのサインボードがありますので、すぐにわかると思います。 ただし、シャンゼリゼーの通りは 昔と違い、看板らしきものは無くなりましたが、とにかく地下に下りる階段が歩道のどこかにあります。

 地下鉄の切符は全線均一料金で10回綴りの回数券(カルネ)が46フランで売っていますので、この方が便利です。 買い方は窓口で 「アン カルネ、シルブプレ」と言って下さい。 切符は、改札口の自動機に挿入し、取り出してからバーを押して進みます。 切符を取らないと、バーは開きません。
なお、パリの地下鉄では出口では切符は不要ですので、捨ててしまっても構いませんが(ただし、時々駅の構内でチェックがあり投入済みの切符を持っていないと罰金を取られるようです)、ロンドンの地下鉄は距離により運賃も違い、出口の 改札口では切符が無いと出られません。

 次に、路線図の見方ですが、Concorde La Fayetteホテルの近くのPorte Maillot駅から某社の近くのGaribaldi駅までの行き方を 例にして説明します。 この会社を訪問するときはいつも地下鉄で行きますが、相手からは外国人で地下鉄で来るのはお前だけだと言われています。 ただし、このルートの例はパリでも複雑で特異な例ですのでご安心を。

 先ず、Porte Maillotからシャンゼリゼー方面に向かうには上図の黄色の線で示されたメトロ1号線を使います。 日本と違い上り/下りといった表現はなく、 終点の駅名で方向が示されます。 Vincennes行の電車に乗りたい場合には、駅の構内に青地に白文字でVincennesと書かれた道順に従って進むと該当するプラットフォーム に行き着きます。

 Garibaldi駅はメトロ13号線にありますので、1号線のChamps Elyses Clemenceauで乗り換えますが、プラットフォームに降りると 黄色地に黒字でCorrespondense(乗り換え)と書かれた看板の方向に進むと、どこかにM13の文字がありますから、それにしたがって進み 、後は同様に13号線の終点St. Denisの示す方向に進むとプラットフォームに行きつきます。

 ただし、13号線はメトロでは珍しく、途中で路線が別れておりGaribaldiSt.Denis行の車両に乗る必要があります。電車が近づいてくると、 プラットフォームのサインボードのSt.Denisの文字が点灯しますので判断して下さい。 Garibaldi駅に着いたらSortie(出口)の文字に従って 地上にでます。

(注) 2001年に訪れたときには、Correspondenseといった 表示板はなくなりました。

 

 電車のドアは開ける時のみ自分で操作して下さい。 閉じるのは自動になっています。  もっとも、最近は日本式の完全自動開閉の車両も増えてきました。
なお、電車の出入り口の席は折畳式になっていますが、満員になってきたら使用は遠慮しましょう。

 それとスリにはご注意を! けして、 車内で居眠りなどなさらない様に! 97年7月に訪れた際、びっくりしたことに地下鉄の車内でフランス語、英語に続き日本語でスリに注意との 車内放送がありました(フランス語でもPick pocketの発音でした)。 どうやら、日曜日だけの放送の様で、一番気をつけなければならないのは、ジプシーの子供たち、10歳前後の男の子、 女の子です。 彼らはプロで徒党を組んでいますので、子供と思わずに、情けをかける必要も無く、毅然とした態度で対処して下さい。 下手に相手をすると、間違いなくポケットの中、バッグの中身をやられます。 子供でかわいそうとは思いますが、これが現実です。


6. Road Mapについて

 ヨーロッパのロードマップは公共の施設等は図示して明示してあるのですが、ホテルなどは示されていないことが多く、車で移動する時は 苦労します。

 Microsoft AutoRoute Express Great Britainと言うソフト(CD-ROM版しかありません)を用いると、A点からB点までの道順を検索した結果で、ハイウェイのルート、所用時間などが平均車速などによりシミュレートできます。


7. ロンドン・タクシーの乗り方

 これに乗るには、先ず助手席側の窓越しに行き先を言ってから乗り込みます。
次に降りる時も、一度外へ出て助手席の窓越しに支払うのが正式なやり方です。 運転席と客席との間には仕切りがありますが(客のプライバシーのためと言われていますが)、仕切りの窓からやるのはいけないことです。

 ただし、これは英国のみのことで、大陸側では乗り込んでから行き先を言いますが、欧米の車社会では運転席の次に助手席が上座となるため、タクシーでも特に田舎へ行くと助手席に座るように薦められることがあります。
 たまに女性の運転手に言われて嬉々として助手席に乗ると後で大変な目に会います。
私の経験ですが、タクシー運転手は男性も女性も犬を助手席に乗せて乗務していることが多く(特にフランス、ドイツで多いです)、犬を抱っこして座るはめになります。しかも、運転手は急ブレーキを踏むたびにステアリングから手を放し、犬をおさえる始末です。
 昔、ポルシェ工場と博物館を見学した帰りに、若い女性ドライバーのタクシーで甘い言葉にのせられ助手席に座り、ドーベルマンをだっこするはめになり、犬好きな私でもうっかりキーワードをしゃべらない様に冷や汗をかいた経験があります(ドーベルマンは、あるキーワードをもとに相手の喉元に噛み付くように訓練されていることが多いと聞いており、近い発音の言葉をしゃべったらどうなることやら...)。


8. 英国の列車のドアの開け方

 これも英国でびっくりすることの一つですが、英国の列車の乗降ドアには外側にしか開閉のためのノブがついていません。

どうやって降りるかと言いますと、先ず列車がホームに入って止まる寸前に、ドアのガラス窓を先ず下に降ろし、外に手を出して外から自分でドアを開けます。 走行中に頭を決して出さない様に注意して下さい。
 昔からこの方式で、最新のIC(Intercity)、つまり日本の新幹線クラスの列車でも変わっていません。
むしろ、ローカル線の通勤電車の方が、最新式でプッシュボタン式の開閉装置になっていました。
また、車内では2ndクラスでも座席の枕のあたりに紙が挟んであるのを見かけると思いますが、これは予約席の表示ですので勝手に座らない様に注意して下さい。
ただし、ロンドンの地下鉄Undergroundのドアは自動開閉式ですが、ドアが内側に湾曲したデザインですので頭に注意して下さい。
パリの地下鉄Metroは開ける時のみ自分で操作します。  


'97/9にパリを訪れた時、1号線で乗ろうとしてどこにもドアノブが無いので慌てましたが、何と日本式の全車両のドアが 自動開閉するタイプでした。
まだ台数は少ないようですが、東横線の様に連結部のドアも仕切りも無く、最前列から後ろまで見渡せる最新式でした。

昔と違いロンドン地下鉄は爆弾騒ぎなどで最近は説明も無く、トンネル内で数時間止まることがあると聞いていましたが、これまでのところは特に何も無く、時間も割合正確でした。


9. マナーについて

 欧米人は口に一度入れたものを出すことを、極めて卑しいこととしている様に自分なりに解釈しています。

時には、おならよりもげっぷの方が下品と見ているように感じます。
つまり、げっぷは欧米では絶対にやってはいけないことであることを、しっかり頭に入れて下さい。 人間としての尊厳に関わると思って下さい。
 
同様に、スープを飲む時にズルズルと音を立てるのも御法度です。 スープは「飲む」ものではなく、「食べる」ものです。 つまり、スプーンですくって口の中に流し込むようにして、「食べて」下さい。
 また、魚料理を食べる時は、彼らはナイフとフォークで奇麗に食べます。
魚の骨も勿論、口に含まない様によけて食べています。
種のある果物も、勿論 種ごと食べます。
私もヨーロッパではぶどうを皮ごと、種ごと食べるようにしていますが、なかなか苦みがあって美味しい物です。
ただ、すいかの種だけはだめで、うまくよけて食べるようにしています。
 
 しかしながら、かっての伝統ある英国紳士のマナー事情は多少変わってきたようです。
昔はFortnum & Mason(王室御用達の紅茶などで日本でも有名です)の5階のレストランはネクタイ無しでは入れませんでした。
スコーンとケーキ等を盛り合わせたAfternoon Tea(£12.50)でも女性の弦楽器の演奏がされているような場所で、今回 20数年ぶりに訪れましたが、ネクタイをしているのは私ただ一人で、回りはTシャツでジーパンの白人だらけでした。 勿論、Tea Saucerを左手に添えて持ち、Tea Cupで紅茶を飲むなどと言う英国紳士流の飲み方をしようとしたのですが、全く場違いに 感じられ止めてしまいました。
 Fortnum & Masonのスコーンの味は、近くのスーパーで売っている物とは格段の違いで、美味しいです。
知り合いの英国紳士にその話をしましたら、そうなんだアメリカ人が多く来るようになってから、そういう伝統的な風習はすべてアメリカ流に変わってしまったと言っていました。 ただ、それが残念と言う言い方ではなかった様にはとれましたが。 あるいは、既にあきらめて悟りきっているのか。
 また英国では道や廊下ですれ違った人と(全く見知らぬ人とでも)目が合ったら、Good MorningとかGood Eveningとか挨拶を交わします。
歩いていたり、電車の車内などで他人の身体に触れた場合、あちらではSorryと必ず言います。 スキンヘッドの厳つい兄ちゃんでも、チャンと それは守っています。

 マナーに関わる英国の変わった習慣を一つ紹介します。

 英国流の割勘(英語ではgo Dutch オランダ流と言います。こういう英語は昔の放浪時代に会得したもので、むしろビジネス英語は まだ不慣れです)のやり方です。

パブなどでカウンターに寄りかかりながら食前酒やビールなどを飲むのですが、先ず誰か一人が全員のオーダーを聞いて全員の分を支払います。
つまり、5人いたら5回それを繰り返すことになります。
私はアルコールは体質的に駄目で、水割りなどをゆっくり飲むことでお付き合いしたいのですが、そうも行かず、この習慣は私にとっては地獄です。
幸い、今回の出張中は今のところご馳走になることが多く、割勘の機会が無く、助かっていますが、昔 ロンドンの大学寮に泊めてもらった時は、まさに急性アルコール中毒の寸前となりました。

マナーの最後に、日本と全く逆の意味となる交通マナーについて

 英国ではパッシングの合図は、日本とは全く逆の意味になり、Pleaseどうぞと言う意味になります。

例えば、高速道路へのランプ進入で本線上の車がパッシングの合図をしたら入ってきていいよと言う意味になります。
また、英国人の交通マナーは極めて良く、一部の例外は何処にも居ますが、譲り合いの精神が浸透しています。 そのためか、車の事故は1ヶ月半の間に見たのは1件のみです。
また、通勤途上でスクールバスが私の車の前で停車するケースに遭遇しまして、米国では両方のレーンの車が全て停車して待たなければならないことを思い出し、他に車もいなく戸惑いましたが、後で知り合いの英国人に確認したところ、単に気を付けて追い抜いてよいそうです。


10. 個人の責任について

 ヨーロッパでは個人の責任のもとで行動することが要求されます。

例えば、有名なロンドンの二階建てバス(赤いダブルデッキ)には乗降ドアがついていません。
降りたい人は勝手に何処でも、あるいは走行中でも降りても結構です。 その代わり怪我しても貴方の責任ですよと言うことです。
 
フランスの新幹線TGVは日本の新幹線、あるいは日本人の安全意識との違いで、何か或事に気づかれると思います。

線路の両脇には、極言すれば ひょいと跨いで越えられる程度の高さの鉄条網が1本あるのみです(ヨーロッパ全体がほぼそうです)。
つまり、家畜などが入ってこない程度のものであり、もし人間が入ってきてひかれても、列車側には責任はありませんよと言うことでしょう。
そのため、300km/hで走行していても、回りの景色は離れているので それ程のスピード感は感じません。
 
ただ、アメリカの様にPL訴訟の盛んな国では違うでしょうから、敢えてヨーロッパとしました。