解 説
2. 竹の脆さについて
竹は籐と違い、極めて曲げに弱い素材です。 編み上げていくうちに、何処かで折れてしまうのは仕方がないことでしょう。
ところが、父の作品は中心から一本の素材で編み上げており、何処にも折れた跡は見られません。
竹が折れた場合には、竹が交差した部分で別の竹を継ぎたしますが、そう言う作品を勿論、父は認めていません。
父の作品は漆塗りをあまり使わず、竹の素材を自然のままに使うことが多いので、
作品を明りに透かして見ると、網目の交差した部分は一様の色合いをしています。
継ぎ足していれば、その部分だけ他の部分よりも黒ずんで見えるはずです。
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館長
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