作 者 履 歴

家 系 図

小菅竹堂

 

小菅小竹堂

小菅吼月

 

小菅秀顯
(館長)

 

 

小菅悠久

 



小菅竹堂 (宇一) Chikudo Kosuge


 祖父の作品で覚えているのは、私の通っていた小学校(両津加茂小学校)の玄関に飾ってあった大きな花籠で、時々先生方の目を盗み、ひっくり返しては裏底の竹堂の印を見て一人悦になっていました。

 名誉欲、金銭欲などといった世俗のことには無縁、無関心で、本当に清貧なクリスチャンの祖父でした。 
 尊敬する人物として問われると、いつも私は祖父の名をあげています。 歴史上の人物の実像は私にはわかりませんが、祖父については下記の話を聞いていてのことです。

父から聞いた話:

 父が子供の頃、祖父は見ず知らずの浮浪者を家に迎え、食事を与え、お風呂に入れてあげたそうです。 自分自身、貧しい生活をしていながら、とても我々俗人にはできないことです。
 

1895年 明治28年 新潟県佐渡に生まれる。

17,8歳の頃、唐物の花器などを手本にして独学で竹工芸を始める。

1912年 大正 1年 第一回佐渡物産共進会(美術工芸)で1等賞受賞

1920年 大正 9年 佐渡相川町立小学校付属実業補習学校教師として赴任

1924年 大正13年 新潟県立長岡聾唖学校竹工科教師として赴任

1945年 昭和20年 新潟県南蒲原郡羽入田に工房を開く

1966年 昭和41年 死去

なお、50歳の頃より、竹堂仙史、竹堂山人と号していました。



小菅小竹堂 (幸一) Shouchikudo Kosuge

1921年 大正10年新潟県佐渡に生まれる。

7歳の頃より竹工芸を父、竹堂に師事する。

1935年 昭和10年 東京府工芸展入選

1938年 海軍兵学校入学

艦上急降下爆撃機パイロットとして真珠湾作戦に参加し、追浜海軍工廠でのテストパイロットを経て、以後太平洋戦線を転戦するが、空戦中に負傷し聴力をほとんど失ってしまう。

戦後、新潟県竹工芸指導所に勤務し、竹工芸の普及に携わる。

1948年 昭和23年 新潟県県展入選

1949年 昭和24年 新潟県県展入選(奨励賞)

1950年 昭和25年 新潟県文化賞受賞

1951年 昭和26年 新潟県県展の名誉会員となる

1951年 昭和26年 全日本身体障害者作品展で厚生大臣賞を受賞

1952年 昭和27年 新潟市美術工芸展において最高賞を受賞

1953年 昭和28年 第九回日展に入選

盛  篭
皇太子(今上天皇)献上品

1955年 昭和30年 第十一回日展入選

小 屏 風

 当時、7才の私は父の横に座り、作品が出来上がっていくのを見ていた記憶があります。 長じて、当時の美術雑誌を見ましたが、展示の際の 照明、背景の色彩も合わせて絶賛されておりました。
 日展会場で見た私の網膜に残っている色彩をイメージして、本ホームページのバックに統一して使っています。 この色彩(使われているディスプレィにより多少は異なってみえるでしょうが)をバックに、象牙色に近い作品が際だっていました。

1955年 昭和30年 日本竹芸作家協会に参加
                          飯塚琅幵齋先生を盟主として組織された会に17名の一人として参画
                          高島屋での
日本竹芸作家協会展に出品

飯塚琅幵齋先生の作品(当時のパンフレットより)
            

1957年 昭和32年 第十三回日展入選

長 手 盛 器
1956年 昭和32年 ニューヨーク国際見本市に出品
筍皮張サービス盆


1958年 昭和33年 日展が新日展伝統工芸展に別れたのを機に、いっさいの公募展から退く。

1977年 昭和52年 神奈川県葉山町に転居し、工房を開く 。

「汐衣」「絲調」などの連作を制作する。

さがみ工芸会、新綜工芸会などに参加するようになる。
横浜高島屋、新宿小田急デパートなどで展示

新綜工芸会展(新宿小田急)での展示
上の作品に(マウスで)触れてみてください。

1980年頃の工房の庭での撮影

1982年 昭和57年 三宅一生氏の春のパリコレクションにて「籐と竹のボディス(胴着)」発表

1988年 昭和63年 孫、悠久(はるひさ)誕生を記念し10月に東京アークヒルズにて個展開催 、 
                           これが小竹堂 最初で最後の個展となる。

茶杓  銘 「悠 久」

1997年 平成9年7月 脳梗塞を患い、左半身が不自由となり、創作活動から身を引く。

2003年 平成15年11月 死去



小菅 吼月 (忠昭) Kougetsu Kosuge


1932年 昭和7年 新潟県に生まれる

            父、竹堂に師事する

1951年 昭和26年 新潟県県展入選

1953,54年 昭和28,29年 越後工芸展奨励賞

1956年 昭和31年 第二回 日本花器茶器美術工芸展通産大臣賞受賞

1967年 昭和42年 第10回日展入選、政府買い上げとなり、ジュネーブ日本大使館に展示

1968年 昭和43年 第1回個展開催

1970年 昭和45年 大阪万国博における世界各国からの来賓への日本の贈り物に選ばれる(計150点)

1972年 昭和47年 全国植樹祭にて、昭和天皇に作品を献上

1973年 昭和48年 第7回日本伝統工芸展入選、以後51年、52年入選

1987年 昭和62年 芸展、新潟日報美術振興賞

1988年 平成1年 新潟伊勢丹にて竹芸40周年記念展開催

2000年 平成12年 京都高島屋にて個展開催

2016年1月 死去

 



小菅 秀顯 Hideaki Kosuge

1948年 昭和23年 新潟県佐渡に生まれる。

1964年 高校2年の時に描いた心象風景 全国学生美術展入選

1998年 トルクコンバータ(カットモデル)


小菅 悠久 Haruhisa Kosuge

1987年 昭和62年 横浜に生まれる。

1993年 平成 5年 神奈川新聞社・相鉄共催 第26回 お母さんを描く図画大会 幼稚園の部 奨励賞

1999年 兜 (陶芸)
小学校6年生  H 12cm

館長 Postmaster@i-OfficeK.com